ばね屋さんのブログ
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接着材について検討してみました。
2014-05-26
先日、バネ材の溶接について書かせて頂きましたが、今回は接着についてです。
オールマイティーの物も販売されていますが、金属、コンクリート、樹脂など様々な用途向けに販売されている物の方がより強力に接着出来ます。
特に、樹脂のPEEK材やテフロン材などは専用の接着剤を使用しないと剥がれやすくなってしまいます。
PEEK材に瞬間接着剤を使用した事があったのですが、少しの衝撃で剥がれてしまうという失敗から、セメダインのEP001Nを使用する事にしました。
接着までに40minと時間がかかるのが難点ですが、しっかり接着します。
テフロン材にはセメダインのPPX(プライマー付き)です。これも接着までに30minかかります。
金属同士(ばね材とステンレスの結合)の接着には、セメダインのスーパーXGを使用しました。これは2minくらいで動かなくなるので、とても使いやすかったです。
但し、金属同士の場合には前もって脱脂(脂分を除去)しておく必要があります。
ここまででセメダインの使用実例ばかりですが、実際、工場内で使用されている接着材やねじロック(ねじが緩まないようにする接着剤)はスリーボンド製が大半です。
ただ、実験する時は緊急性が高いので、購入するのはホームセンターが多くなります。セメダインで実験が多いのはその為です。
小学生のころ、工作で使うセメダインをセメンダインと自分も周りの人も言っていましたが、なんででしょうかね(^^;)